暖かさ warmth




今日は晴れ。
縁側で一休み。
眠気が市丸を襲う。

んーっ…今日もいい天気やなぁ…。眠たくなってまう。
うとうと、とし始めたころ…

「いちまるー?」

ひときわ元気のよく、幼めの声が市丸を呼んだ。

「冬?どうしたん?」

声の主は十番隊隊長日番谷冬獅郎。

「『どうしたん?』じゃねぇよ…。吉良が探してるぞ。」

市丸は仕事から抜け出してきたのだった。

「あ…。そうやったねぇ。でも一番に見つけてくれたのが冬で僕嬉しいわぁ」

「っ…///早くしろよっ…」

日番谷は顔を赤くしながら市丸の腕をつかんで三番隊舎に連れて行こうとすると…

「ちょっと待って、冬!!」

市丸はいきなり立ち止まった。

「何だよ。なんかあるのか?」

「ううん…。もうちょっと冬と一緒にいたいな…って思てvV」

「なっ…///いきなり何言い出すんだよっ///」

日番谷は今よりもっと赤くなった。

「冬は僕と一緒にいるのがイヤなん?」

そんなこと、言わなくてもわかってるくせに…

日番谷は思った。

「そんなんじゃないけど…仕事が…」

「仕事?あぁそれなら、今から冬の仕事は僕と一緒にココにいるってことでvV」

「はぁ?オレの仕事じゃなくて、お前の仕事だよ!!ってかなんで勝手にオレの仕事決めてんだよ」

「僕の仕事?あはっ、冬ぅそんなに僕のこと心配してくれてるん?おおきにvV」

市丸は日番谷に後ろから抱きついた。
日番谷はびっくりして、前に倒れこんだ。

「ってぇ…。ちょ離せよ、市丸!!」

「や〜だっ♪」

市丸は日番谷を離そうとしない。むしろ強く抱きしめてくる。
日番谷は抵抗をやめて、されるままにした。

「冬…。僕、君と一緒の隊長格でよかったわ。」

優しい声で、そう言ってきた。

「オレも、お前と同じで嬉しい。」

「冬の背中はあったかいなぁ。ずっとこのままでいてや…」

市丸はゆっくりと日番谷から離れて、手を差し出した。

「さぁ、隊舎に戻ろか。」

「あぁ…」

そして二人は手を繋いで戻って行った。





END 06.11.23